バンダイホビーセンターに行ってきた! [日記]
バンダイホビーセンターとは静岡にあるバンダイのホビー事業部の生産拠点。
解りやすく言えば「ガンプラ工場」である。
バンダイ工場見学参考リンク
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/03/23/bandai/
ここでは月に1~2回程度のペースで工場見学を実施しているが、平日にも関わらず競争率がけっこう激しく当選するとは限らない。
(当日聞いた話では30~50倍程度。春夏休み時期は100倍以上にもなるとか?)
姉が初夏頃から応募し続けていたが、ついに当選したとのことで息子連れで行ってきたのである。
ちなみに息子のガンダム知識は殆どない。
「ガンダム工場」を「ビバンダム工場」と覚えるくらい(苦笑)。
ケロロ軍曹で多少馴染んでる程度である。
まぁ、とりあえずオレサマが行きたいのだから問題ない!!
工場の概観から圧倒
まずはプレゼンコーナーで色々と説明して頂く。
ガンプラは全てがこの静岡で生産され、海外では作られていないそうだ。
その理由はいくつかあるが、一番の理由は世界で唯一の「4色多色射出成形機」であろう。
オレサマも最近のガンプラは見てなかったので色が付いていることぐらいしか知らなかったが、異なる材質も使えるとのこと。
その為、ランナーから取り外した時点で指や肘の関節部が動くようにも出来るのである。
(言葉では解りにくいが実際見るとけっこうびっくりする)
多色成型された部品
まさに「ジオンバンダイ、脅威の科学力!」である。
そして工場内を見学。
設計部署等を見て回る。ちなみにこのエリアは撮影禁止なので写真は無し。
しかし、各個人が所狭しとディスプレイしているプラモは自分が設計に関わった物が多いらしい。
プラモデルは基本的に担当者個人で一つのパッケージを設計することが多いらしい。
(ただし、新人の頃は武器だけとかの設計もあるとのこと)
確かに自分で担当した物が(部品ではなく)一つの製品として形になり、世に出回るのはやりがいのある仕事だろう。
・・・オレサマみたいなヘタれプログラマでも雇ってくれないかなぁ(爆)。
ただ、担当がハッキリしているだけに2ちゃんとかで叩かれるとけっこうヘコむとのこと。
・・・そんなわけでネットで悪口を書くときは程々に(笑)。
ちなみに工場の制服はみなさんこんな感じ。連邦軍の仕官の制服のコスプレと思える拘りようである。
もちろん役職によって階級章も違う。
これは許可を頂いて撮らせてもらったセキュリティガード付きの扉。もちろんちゃんと開く!
ガンダムと一緒に♪
昭和61年に開発中止となったらしいがポケバイも作ろうとしてたらしい。
初代ガンプラの木型と設計図。もちろん手彫り&手書き。殆ど職人の仕事だね。
これが「4色多色射出成形機」。ホワイトベースの様なデザインである。
工場内で働いている無人搬送機。
ギリで写真には収められなかったが、赤いツノ付きもいる。
「赤いのはやっぱ3倍速いんですか?」
と担当者にお聞きした所、プログラムで緑を少し遅くしているらしい。
だから忙しい時には赤と同じスピードになるとか。
いや、通常時にわざわざ遅くする処理をしているだけでもびっくりである(笑)。
ラストシューティング!
工場見学を終え、正直ガンダムへのミーハー意識よりもバンダイの企業姿勢の高さに感銘。
ソーラーパワーや雨水を利用した工場自体のエコ姿勢の高さ。
「4色多色射出成形機」や「無人搬送機」等を使った工場のオートメーション化。
様々な工夫があるからこそ海外に生産拠点を持っいかずに利益を出せる。
それでいてユニフォームや生産機械にも遊び心を忘れない。
・・・仕事面でもよい刺激となった工場見学であった。
(おまけ)
お土産で頂いた余ったパレットで再生したガンプラ。
息子に急かされて早速組んでみた。
やっぱ当時よりシルエットがカッコ良いね。
解りやすく言えば「ガンプラ工場」である。
バンダイ工場見学参考リンク
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/03/23/bandai/
ここでは月に1~2回程度のペースで工場見学を実施しているが、平日にも関わらず競争率がけっこう激しく当選するとは限らない。
(当日聞いた話では30~50倍程度。春夏休み時期は100倍以上にもなるとか?)
姉が初夏頃から応募し続けていたが、ついに当選したとのことで息子連れで行ってきたのである。
ちなみに息子のガンダム知識は殆どない。
「ガンダム工場」を「ビバンダム工場」と覚えるくらい(苦笑)。
ケロロ軍曹で多少馴染んでる程度である。
まぁ、とりあえずオレサマが行きたいのだから問題ない!!
工場の概観から圧倒
まずはプレゼンコーナーで色々と説明して頂く。
ガンプラは全てがこの静岡で生産され、海外では作られていないそうだ。
その理由はいくつかあるが、一番の理由は世界で唯一の「4色多色射出成形機」であろう。
オレサマも最近のガンプラは見てなかったので色が付いていることぐらいしか知らなかったが、異なる材質も使えるとのこと。
その為、ランナーから取り外した時点で指や肘の関節部が動くようにも出来るのである。
(言葉では解りにくいが実際見るとけっこうびっくりする)
多色成型された部品
まさに「
そして工場内を見学。
設計部署等を見て回る。ちなみにこのエリアは撮影禁止なので写真は無し。
しかし、各個人が所狭しとディスプレイしているプラモは自分が設計に関わった物が多いらしい。
プラモデルは基本的に担当者個人で一つのパッケージを設計することが多いらしい。
(ただし、新人の頃は武器だけとかの設計もあるとのこと)
確かに自分で担当した物が(部品ではなく)一つの製品として形になり、世に出回るのはやりがいのある仕事だろう。
・・・オレサマみたいなヘタれプログラマでも雇ってくれないかなぁ(爆)。
ただ、担当がハッキリしているだけに2ちゃんとかで叩かれるとけっこうヘコむとのこと。
・・・そんなわけでネットで悪口を書くときは程々に(笑)。
ちなみに工場の制服はみなさんこんな感じ。連邦軍の仕官の制服のコスプレと思える拘りようである。
もちろん役職によって階級章も違う。
これは許可を頂いて撮らせてもらったセキュリティガード付きの扉。もちろんちゃんと開く!
ガンダムと一緒に♪
昭和61年に開発中止となったらしいがポケバイも作ろうとしてたらしい。
初代ガンプラの木型と設計図。もちろん手彫り&手書き。殆ど職人の仕事だね。
これが「4色多色射出成形機」。ホワイトベースの様なデザインである。
工場内で働いている無人搬送機。
ギリで写真には収められなかったが、赤いツノ付きもいる。
「赤いのはやっぱ3倍速いんですか?」
と担当者にお聞きした所、プログラムで緑を少し遅くしているらしい。
だから忙しい時には赤と同じスピードになるとか。
いや、通常時にわざわざ遅くする処理をしているだけでもびっくりである(笑)。
ラストシューティング!
工場見学を終え、正直ガンダムへのミーハー意識よりもバンダイの企業姿勢の高さに感銘。
ソーラーパワーや雨水を利用した工場自体のエコ姿勢の高さ。
「4色多色射出成形機」や「無人搬送機」等を使った工場のオートメーション化。
様々な工夫があるからこそ海外に生産拠点を持っいかずに利益を出せる。
それでいてユニフォームや生産機械にも遊び心を忘れない。
・・・仕事面でもよい刺激となった工場見学であった。
(おまけ)
お土産で頂いた余ったパレットで再生したガンプラ。
息子に急かされて早速組んでみた。
やっぱ当時よりシルエットがカッコ良いね。
こんにちは。
おおおっ、ケロロ軍曹でお馴染みのガンプラ工場(笑)
やはり楽しんで仕事...というのが良い製品を作る元になるんでしょうね。
by HIRO (2009-02-20 20:30)
思いっきりガンダム世代なのに見向きもしなかった変わり者はわたしです(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ
でも、プラモは好き、ヘタだけど(^^;;
この、4色のは聞いたことありますけど
まさか同じパーツに、違うカラーの樹脂を流し込んでいるとは凄い技術ですよね
それに、さすがおもちゃメーカーですねあちこちに遊び心忘れていないですね
一日いても飽きずに楽しめそう、抽選の倍率が高いのも分かる気がしますね
by funny。 (2009-02-20 20:39)
>HIROさん
仕事だからきっと楽しいばかりじゃないことは解っているつもりですが、ちゃんと「やりがい」を持てる仕事環境としている様子が見て取れました。
良い製品を作るには環境も大事ですね。
>funnyさん
存分に遊び心が入ってましたね。
そこを無駄なコストと考えず、実行できるとこに会社としての「力」を感じます。
正直、大人の視点からでも充分に楽しめた工場見学でした。
(実際に来てのも大人ばかりなんですが(笑))
by なべ (2009-02-23 05:49)